不妊専門鍼灸院 銀のすずは
自然妊娠から体外受精までの方を専門でサポートしています。

ナイアシンとは

ナイアシンという名前を聞いたことがあるでしょうか?数年前、イギリスでナイアシンが妊娠率を上げるという発表がありました。

ナイアシンにはビタミンB3とも呼ばれ、ニコチン酸とニコチンアミドの2つがあります。ニコチンアミドはNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)あるいはNADP(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)として、糖代謝・脂質代謝・アミノ酸代謝における多くの酸化還元酵素の補酵素として機能しています。

妊娠率・着床率アップ・成功率

酵素と補酵素について

酵素とは、人体に3,000種類以上あるといわれています。身体で起こる化学反応に対して触媒として機能する分子で、生物が消化・吸収・代謝・排泄に至るまでのあらゆる過程に関与します。

補酵素とは、酵素の中には単独では働くことができないものがあり、そのきっかけとなる低分子の有機化合物のことです。補酵素の多くはビタミンから生体内で作られており、特にビタミンB群やナイアシンは生体内でさまざまな酵素の活性発現に必要な補酵素として機能します。

ナイアシンと食品

動物性食品にはニコチンアミドとNAD+が含まれ、植物性食品にはニコチン酸とNADが含まれます。動物性のニコチンアミドは体内のあらゆる組織でNADに合成されますが、植物性のニコチン酸からNADを合成できるのは肝臓のみです。

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植物性より魚類・肉類など動物性に多く含まれています。ナイアシンは熱に安定していますが、熱水には極めて溶けやすいため、煮物料理をすると煮汁中に70%も移行します。煮汁ごと摂取することをおすすめします。

推奨摂取量と欠乏症・過剰症

推奨摂取量:1日15mg、耐容上限量300mg程度

欠乏症:うつ・幻覚症状・イライラ・不安・精神障害・口内炎・皮膚炎・胃腸障害・ペラグラなど。

過剰症(反応):ニコチン酸の場合かゆみ、ニコチンアミドの場合は胃腸障害・肝毒性・胃潰瘍の悪化などが知られています。不妊治療では多くの薬剤を使用するため肝臓が疲弊している可能性があります。ニコチンアミドがさらに肝臓へ負担をかける場合があるため注意が必要です。

妊活とナイアシンの関係

ナイアシンは全身で500種もの酵素の補酵素として働いています。妊娠に特に重要な働きはエネルギー作りと血管拡張作用です。

受精卵が着床する際、絨毛ができそこから酸素と二酸化炭素のガス交換が行われます。この絨毛が血行不良になり受精卵に酸素を供給できなくなると、受精卵は生きていくことができません。不妊治療では血行を良くするためにバイアスピリンやヘパリンを使用することがありますが、ナイアシンにも血管拡張作用(血行促進)が期待できます。

市販のナイアシンサプリには「ホットフラッシュ」(一過性の顔面紅潮・上半身のほてり・かゆみ)が出ることがあります。ニコチンアミドの方が出にくいといわれていますが、肝臓への負担になることもお忘れなく。

まとめ

ナイアシンと鍼灸はとても相性の良いものです。鍼灸治療も血行促進・自律神経を整え・内臓機能を高め・ホルモンバランスを整えます。銀のすずではその方に合ったサプリメントをおすすめしています。何かございましたらご相談ください。
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